Natural cleaning はじめてみませんか?キッチンにある材料を使ってきれいにするナチュラル・クリーニング子どもにも、大人にも、ペットにもそして地球にもやさしいシンプルなお掃除方法です

ナチュラル・クリーニングのポイント

1.食材をクリーナーに

「洗剤で掃除をしたあと、ちゃんと洗剤はおちているのかと不安になることがあります。洗剤が落ちているって確認する方法はありますか?」掃除の講座でそんな質問を受けたことがあります。
残念ながら、洗剤が落ちているかどうか、目で見ただけでは判断がつきません。
「落ちているだろうと信じる」しかないのが現状ではないでしょうか。 落ちていないかも知れないと不安に思いながらお掃除するくらいなら、万が一きちんと落ちていなくても心配のないクリーナーでお掃除しましょう。
重曹とクエン酸や酢を使えば、万が一落ちていなくても心配のない掃除は簡単に実現します。

2.ドライに洗浄

欧米のおばあちゃんの知恵だった重曹や酢を使うナチュラル・クリーニング。水を大切にする国々からきたせいか、あまり水ですすがずに掃除できるのがメリットです。水を使わずに掃除ができるのは、実はとても楽チンです。
たとえば網戸を汚れの気になる1枚だけはずさずに洗えたら、どんなに楽でしょう。買った当初は、扉をあけなくても焼き加減が見えたのに、洗えないために扉をあけないとやけ具合が確認できなくなったオーブントースターもドライに掃除をする方法がわかれば中身の見える扉をとり戻せます。
ナチュラル・クリーニングなら、重曹や石けんを酢やクエン酸で中和させることでドライな掃除ができます。水で流せるものは水ですすいでも大丈夫。でも、水で流せないところも、ちゃんと洗えるようになるのです。

3.迷ったら重曹

「ナチュラル・クリーニング」の中で私は、「汚れは大きく酸性とアルカリ性に分けられます。そして、酸性の汚れにはアルカリ性のクリーナー、つまり、重曹か石けんを、アルカリ性の汚れには酸性の酢かクエン酸をかけて汚れを落とします」と書きました。
「汚れの種類を酸性かアルカリ性か見極めるのがお掃除のポイント」という説明は明解で、多くの人が納得してくれましたが、同時に、新たな疑問も持ち上がりました。それが、「酸性かアルカリ性かわからないものはどうするの?」です。
確かに日々の掃除では、判断に迷うものが出てきて不思議ではありません。
そこで最近は「尿やカルキのように明らかにアルカリの汚れという場合は別ですが、迷ったらまず重曹をかけてください」とお話しています。
重曹には酸性の汚れを落とすだけでなく、クレンザーの効果があります。家の汚れの中心である油・皮脂汚れにくわえて、こびりつきまで落とすとなれば、汚れにはまず重曹をかけてみれば、汚れがとれる確率は高くなります。

4.酢/クエン酸は慎重に

建材には酸によわいものがあります。タイルの目地の原料のセメントはアルカリ性です。床材の大理石や鉄も、酸が苦手です。また、液体なので、生木にかけるとシミになることもあります。
プラスチックやステンレスなどかけても問題がないとわかっているもの以外にかけるときは、まず目立たないところで試します。
また、塩素などを含む市販の洗剤にクエン酸や酢をまぜると、有毒ガスを発生する場合があります。絶対に市販の洗剤とはまぜないことは大切です。
口に入れても安心、調味料として長い歴史はあっても、組み合わせによっては思わぬ反応を引き起こすことがある酢やクエン酸。使うときは、これにかけて大丈夫かしらと、素材を意識してください。